■日本の俳優の皆さんへのメッセージ(Stella Adler Studio芸術監督兼最高経営責任者 トム・オッペンハイム氏)

日本の皆さんこんにちは。ステラアドラースタジオニューヨークとアートオブアクティングスタジオロサンゼルスの芸術監督トム・オッペンハイムです。ステラ・アドラーは私の祖母であり、リアリズム演劇の第一人者コンスタンチン・スタニスラフスキー氏から直接教えを受けた唯一の米国人俳優です。ステラ・アドラーは、マーロン・ブランド、ウォーレン・ベイティ、エレイン・ストリッチ、ロバート・デ・ニーロ、ベニチオ・デル・トロ、メラニー・グリフィス、ハーヴェイ・カイテルらを指導しました。また彼女が亡くなった後も、ケヴィン・フィッツジェラルド、リア・ディゾン、ニャンビ・ニャンビ、ケーシー・ウィルソン、ジュン・ラファエロ、ライス・ハワード、キャサリン・ウォーターストン他、多くの俳優を輩出しています。

そしてこの春、私たちは日本においてアクターズクリニックとの提携のもと、ステラアドラージャパンを設立することとなりました。当スタジオの主任講師が伝統あるアドラーテクニックを日本で直接指導し、才能溢れた日本人俳優の皆さんに世界で通用する実力を身につけていただきたいと考えています。

今後の取り組みとしては、日米の俳優による舞台公演プロジェクトをはじめ、様々な形での芸術交流を予定しています。具体的には来る2017年12月、当スタジオの主任講師であるロン・バラスを日本に派遣し、集中ワークショップを実施することが決定しています。レプロエンタテインメント様のお力添えのもと、会場は銀座に所在する九劇アカデミアを予定。ロン・バラスは、アドラーテクニックを継承する最も優秀な講師であり、長年に亘りステラ・アドラーに師事し、ニューヨークとロサンゼルスを拠点に(オーストラリアをはじめとしたその他の国々も含め)卓越した指導法で多くの俳優たちを指導してきました。

日本の皆さんがここニューヨークまで訪れて一定期間演技指導を受けるということは(経済的、時間的、物理的に)とても難しいことだと思います。そのような諸事情のもとで、ロン・バラスを派遣し直接演技指導を受けられる環境をご提供できることは私にとって大きな喜びであり、同時にこのことが皆さんの糧であり喜びになればと心から願っています。そしてそれを実現させてくれたドリームシーズ「アクターズクリニック」との提携は、非常に意義深く、価値あるものであると心から感じている次第です。

それでは皆さん、日本でお会いできるのを楽しみにしています!