【日米交流シンポジウム第二弾 芸術と社会 】8/25(日)開催のお知らせ
Japan – U.S. Second Annual INTERCULTURAL SYMPOSIUM
ART FOR HUMANITY~An Intimate Discussion on the Benefits of Culture in Society~
日米交流シンポジウム第二弾
芸術と社会~芸術と社会の共生を考える~
【日時】2024年8月25日(日)18:30~20:00(開場時間は18:00となります)
【会場】鶴めいホール(東京都千代田区飯田橋2-5-4)
【観覧(無料)のお申し込み】actorsclinic.tokyo@gmail.com
ご希望の方は、①お名前、②お電話番号、③メールアドレスをご記入の上、8月16日(金)までに上記メールアドレス宛にお申込みください。観覧席が限られているため、万一お申込み多数の場合は抽選でのご案内とさせていただきます。
※ご観覧は収録映像のSNS等での無料公開に同意いただける方に限らせていただきます。
【SPECIAL GUEST】Adam Gerber / Stella Adler Studio of Acting NY Development Division Director
「スタジオ創立から75年の節目となる現在に至り、より大きなコミュニティに芸術と教育を提供するという私たちの基本理念は、財政的、物理的、文化的な障壁を越え、様々な方法で多くの人々に拡がり続けてきました。過去20年間に亘り、ステラ・アドラー「アーツジャスティスディヴィジョン」は、貧困に苦しむ人々のための無料プログラムに100万ドルを投資、ニーズに基づく奨学金支援に100万ドル以上を投資してきました。「アドラーユース」や「サマーシェイクスピア」といったプログラムは、演劇履修課程に参加できない高校生に温室レベルのトレーニングを提供します。「Ritual4Return」は、演劇や即興、ストーリーテリングを通じて、服役を経験した方がトラウマやスティグマを克服するのを支援しています。私たちはまた、ニューヨーク市矯正局と協力し、薬物依存問題からの回復を願う人々が彼らの人間性と彼らの周りにある世界の豊かさに再び繋がるのを支援するために「Outside/In」を開発しました。これらの取り組みは、ステラ・アドラーがかつて遺した、「これはドラマのコースではありません。それは、人間としてのあなたの可能性を開くためのコースです」という言葉を継承しています。今回のシンポジウムで、ステラ・アドラーの理念が現代社会において芸術が置かれた環境にとってのヒントになればと願っています。」
PROFILE:ステラ・アドラー・スタジオを卒業後、ニューヨーク大学の俳優養成プログラムにおいてヴォイス&スピーチの講師として着任、また、演劇修士号を取得したサンディエゴ大学の提携校(Cuyamaca College, Otay Ranch High School, Leadership Scholar Academy, SD City College, Grossmont College,他)においては、シェイクスピアワークショップ実施の中心的役割を担う。2022年よりステラ・アドラー・スタジオのディヴェロップメントディヴィジョンディレクターに就任、現在に至る。
【GUEST】高柳亮博 / 企画プロデューサー・キャスティングディレクター
PROFILE:10代より音楽・俳優活動、その後マネジメントを経て独立し、CM・TVのキャスティングを開始。「孤独のグルメ」シリーズをきっかけに同原作者の「野武士のグルメ」で日本進出まもない配信コンテンツに携わる等、ドラマと映画を主軸にキャスティング、加えて企画・プロデューサー業にも従事。近年、映画は「余命10年」「映像研には手を出すな!」「砕け散るところを見せてあげる」、ドラマは「地球の歩き方」「藤子・F・不二雄 SF短編ドラマ」シリーズ、「CODE -願いの代償-」「星新一の不思議な不思議な短編ドラマ」等話題作に携わる。プロデューサーを務めた日本とカザフスタン初の合作映画「オルジャスの白い馬」は、森山未來とカンヌ国際映画祭で最優秀女優賞受賞前のサマル・イェスリャーモアを主演に添え、日本勢では16年ぶりとなる釜山国際映画祭オープニング作品に選出される。
【GUEST】三浦沙奈弓 / AVEX LIVE CREATIVE Inc. チーフプロデューサー
PROFILE:英国王立演劇学校(Royal Academy of Dramatic Arts)卒業後、ナショナルシアター、演劇プロデューサー Thelma Holt Ltd. で演劇ビジネスを学び帰国。さいたま芸術劇場にてゴールドシアター、ダンス公演の制作に携わる。2009年エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ(株)制作事業本部に着任。『不機嫌な女神たちプラス1』(作 岡田惠和・演出 田村孝裕)、『パークビューライフ』(作 岡田惠和・演出 田村孝裕)、『二次会のひとたち』(作 岡田惠和・演出 田村孝裕)、 『オリエント急行殺人事件』(作 アガサ・クリスティ・演出 河原雅彦)、『ミュージカル DADDY』(作 野上絹代・演出 河原雅彦)『欲望という名の電車』 (作 テネシー・ウィリアムズ・演出 鄭義信)『女の友情と筋肉 THE MUSICAL』(脚本・演出 村上大樹) 等をプロデュース。『Jean Paul GAULTIER’s FASHION FREAK SHOW』では、インターナショナルプロデューサーとして世界ツアーに参画。
【HOST】岩上紘一郎 / KAIJU INC. キャスティングディレクター・Casting Society of America正式会員
「芸術は、異文化の架け橋として機能する役割を担っています。「私は現在キャスティングディレクターとして、異なる文化や背景を持つ俳優たちの多彩な才能を発掘し、彼らを国際的な舞台へ送り出すことで、日本の文化・芸術を世界に広める活動を続けています。そしてそこの取り組みは、異なる文化を理解し、共感を深めるうえで大きな役割を担っていると信じています。また芸術には、ビジネスチャンスを増やす側面も。例えば、海外作品が日本で撮影できる体制整備が進めば、さらなるビジネスチャンスも増えてくるはず。近年日本をモチーフとした海外作品は増え続けており、日本からの俳優やフィルムメーカーへの需要も高まっています。実は日本の才能が世界的に評価される機会はすぐ近くにあるのです。様々な文化的背景を持つ俳優やフィルムメーカーたちがグローバルに共鳴し、互いに理解を深め、活躍し続ける、それこそが私たちの社会を未来へと導いてくれるとても大事な要素なのではないでしょうか。芸術に携わるすべての人たちにとって、芸術が社会にもたらす影響を理解し、芸術と社会の良好な関係を築き、それらに対して責任を果たしていくことは重要な使命だと考えています。私自身、このシンポジウムが多くの方々と新たな理解を深め合う機会となることを心から願っています。」
PROFILE:幼少期からハリウッド映画の影響を受けて育ち、15歳で単身渡米。渡米中に「デュー・デート」「アベンジャーズ」、「ウルヴァリン: SAMURAI」等の映画製作に携わる。2015年、キャスティングに専念するために帰国、「日本の才能を世界の舞台に」という使命を果たすべくKAIJU INC.を設立。大手ブランドのグローバル広告キャンペーンから国内外の長編映画、全裸監督シーズン2 (Netflix)、TOKYO VICE(HBO MAX)、Artios Awardsノミネートシリーズ PACHINKO(Apple TV+)等のTVシリーズまで、キャスティング業務は多岐にわたり、ハリウッド・レポーター誌から「既存の枠組みを超えた世界をつなぐ架け橋」と評される。
【HOST / MC】梶原涼晴 / 演出家・ACTORS CLINIC, Stella Adler Japan 代表・GROUP THEATRE主宰
「今から30年前にアクターズクリニックを設立した故・塩屋俊監督が生前私に遺した言葉、それは「芸術には社会的弱者を助ける力がある」という言葉でした。そして今回来日するアダム・ガーバー氏との出逢いとなった「ステラ・アドラー・スタジオの創設者、ステラ・アドラーが遺した数ある名言のなかに、『劇場はその時代の精神と社会を映すレントゲン写真』という言葉があります。私は現在舞台芸術を中心に活動を続けていますが、演劇のみならず、今の日本において芸術文化と社会との関係は必ずしも良いとは言えません。ただ、その本質的な原因はそもそも、『お互いにお互いを必要としていない』という現実なのではないかと思っています。この現実を前に、私自身芸術に携わる者として、業界内で肩を寄せ合い傷をなめ合うのではなく、社会に責任をなすりつけるのでもなく、社会から必要とされる芸術とは、また、芸術を必要とする社会とは、そして芸術と社会の良好な相互関係とは、いかにして実現し得るのか、このシンポジウムを機会に、国境、分野を超えて出来る限りたくさんの方々と議論を重ねていきたいと願っています。」
PROFILE:株式会社博報堂で10年間に亘り広告プロデューサーとしてのキャリアを積んだ後に映画俳優を目指して単身渡米、ステラ・アドラー・スタジオ入門。舞台芸術に魅せられ渡米一年でシアターカンパニーをマンハッタンで旗揚げ。帰国後は演出家として塩屋俊監督に師事。塩屋俊監督他界後間もなくして俳優育成事業「アクターズクリニック」を継承、2017年にはステラ・アドラー・スタジオと国内唯一の総代理店としての業務提携を実現、現在に至る。演出家としては「GROUP THEATRE」を主宰、「ART CAN CHANGE THE WORLD」という理念のもと、東日本大震災をテーマにした舞台「HIKOBAE」、「RADIO311」、太平洋戦争をテーマにした「THE LAST SONG」、コロナ禍をテーマにした「ANJIN」等、人間愛に根差した舞台作品を創り続ける。
お問合せ:actorsclinic.tokyo@gmail.com(アクターズクリニック/ステラ・アドラー・ジャパン事業部)
〒151-0053 渋谷区代々木1-31-15 さくらビルB1
合同会社ドリームシーズ アクターズクリニック
TEL: 03-6383-4770 / FAX: 03-6383-4773
ニュースリリース
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- 日米交流シンポジウム「芸術と社会 2024」~芸術と社会の共生を考える~ の映像を公開しました